女性がゴルフで100切りするための方法とコツ
ゴルフをプレーしていると「上手くなりたい!」と誰でも思うもの。そこで出てくる目標の1つと言えば、「100切り」です。男女共に目指している人は多いでしょう。

この記事では、プレー中の各シーンでコツを掴むことで100切りを目指していきます。

ゴルフ場の各ホールの距離や高低差を見て、「飛ばさないと100は切れないスポーツなんだ」と考える人もいるでしょう。しかし、本当に飛ばさないとスコア100は切れないのでしょうか?
女性だからこそ狙える、100切りのコツ(秘訣)をお伝えします。

ゴルフにおいての男女の違い

ゴルフは共に楽しめるスポーツであるとは言え、男性と女性ではなかなか同じようにはプレーできません。女性ゴルファーであることの不利な点・有利な点を一度見てみましょう。

女性ゴルファーの不利な点

●筋力が少ない
ゴルフのために、と鍛えている人もいます。ですが、男女の筋肉量の差は、どうしても埋められないもの。ゴルフもスポーツですから、筋肉量は少なからず影響してしまいます。

●体格が小さい人が多い
これも人間が生物である限りは拭えない点です。男性の方が身長も大きく、体格もがっしりとしている人が多いです。個人差もありますが、スイングにかかる遠心力も変わってきます。

女性ゴルファーの有利な点

●レディースティーがある
男女混合で回ることも多いゴルフですが、女性はここから打つことが多いです。ゴルフ場にも寄りますが、ほとんどの場合、レギュラーティーから打つよりも距離は短くなります。レギュラーティーから打つ女性もいますが、距離が長すぎてレディースティーに辿り着くまでに+1打になってしまうこともあります。

●細かく戦略を練りながらプレーできる
長い距離が飛ばせなくてロングホールがキツい、という女性プレイヤーも少なくありません。ですが、裏を返せば短い飛距離でも、細かく戦略を立てながらプレーできる、と言うことです。まっすぐ飛ばすことが出来れば、短い飛距離も武器にできます。

体格差で飛距離やスイングも変わってきます。ここで、「男性だから」「女性だから」と決めつけてプレーするのは残念な気がします。有利な点も不利な点も活かしつつ、自分のスタイルを確立していきましょう。

女性がゴルフで100切りする方法

それでは、いよいよスコア100を切るための方法をお伝えしていきます。今回ご紹介するのは、あくまでも「幾つかの方法」です。練習の仕方やモチベーションにも個人差がありますので、出来そう!と思ったら参考にしてくださいね。

女性がゴルフで100切りする方法:練習編

●自宅で
簡単に出来るのは筋トレです。
ゴルフは全身運動です。「ゴルフに筋肉は必要ない」と言う人もいますが、あれば有利に働くことは想像に難くありません。身体を鍛えようとして、器具を買っても使わない…なんて事にもなりかねません。

そこでオススメなのが「プランク」です。道具も不要で、何より簡単。短時間で出来る筋トレです。正しいフォームで行えば全身に効いてくれます。

【プランク】
1.四つん這いになり、肩の真下にくるように肘をつく
2.足を後ろに引き、肘をついた腕立て伏せの状態になる
3.腹筋に力を入れ、足の裏が天井に対して垂直になるようにキープする
4.お尻が下がったり、肩がすくんだりしないように注意して60秒

1から4を、3セット繰り返します。
腕を伸ばして、腕立て伏せのスタイルでも可能です。
1セットを3回に分けてやっても大丈夫です。しかも、筋肉は休ませないと育たないので、1日おきでも効果がありますよ!

●練習場で
練習場に来たからと言って、打数だけを重ねるのはもったいないです。せっかくなので、バランスにも気を配って練習しましょう。

1.一番基本となる7番アイアン(以下、I)からスタートすると、程よくクラブの重さで振る感覚を掴めます。

2.その後、9I、8I、UT(ユーティリティ)、7W(ウッド)、5Wと短いクラブから長いクラブへと変化させていきます。

3.各クラブ、ハーフスイング5球、フルスイング10~20球くらいまでに抑えましょう。

4.その後はPW(ピッチングウェッジ)、AW(アプローチウェッジ)やSW(サンドウェッジ)などのウェッジを使ってショートショットの練習です。自分の一番得意なウェッジをメインに練習してOKです。距離感を大事にして多めに練習しましょう。(筆者はPWが一番得意ですが、だいたい50球を目安に練習場に設置されているカゴやヤード表示の数字を狙って打っています。)

ドライバーでの練習を沢山したい! という人を多く見かけますが、少し考えてみてください。ドライバーの出番は一回のラウンドで多くても15H程です。全力で何十球も打っていたら、フォームも崩れてしまいますし、下手したら怪我の原因にもなりかねません。主にフォームのチェックをメインに据えましょう。

クラブのラインナップは人それぞれ違っていると思います。今回ご紹介したバランスを参考に、調整してみてください。

女性がゴルフで100切りする方法:ラウンド編

では、実際にラウンドするときの100切りのコツをシーンごとに追っていきます。ラウンド中に思い出せるように、短いワードでお伝えします。

実際に100切りを狙おうとすると、各ホールを+1(ボギー)で終わらせる事がポイントです。どこか9ホール分は+2(ダブルボギー)であがっても100切りが見えます。少し意識を変えることで100切りがぐんと近くなりますよ。

●ティーショット:距離よりも方向性重視
どうしてもスコアを気にすると全力で振ってしまうことが多くなります。ですが、ここはグッと堪えてください。まっすぐ前にボールが飛べば、距離は出なかったとしてもパーのチャンスがあるはずです。

●アプローチ:上げる?転がす?横に出す?
「ここでグリーンに乗れば…」と思ってしまうのはゴルフにはつきものです。が、筆者も含めてプロではない方がほとんどでしょう。バンカーやラフにハマることや、大きな木の近くにボールが落ちてしまうこともあります。
そんな時は、落ち着いて安全な道を選ぶ勇気を持ちましょう。グリーンまでの5ヤードのショットも無理してボールをフワッと浮かせようとしなくても良いのです。転がしてグリーンに乗せたとしても、ルール違反にはなりません。(浮かせてグリーンに乗せるのはカッコいいですけどね。)

●パター:自分の感覚を大切に。
カップまでの距離感と勢いを大切にしましょう。ある人からの受け売りですが、「ボールがカップの上を通らなければボールは入らない」。
慎重になりすぎて弱く打ってしまい、パターだけで3打…ということもあるスポーツです。余裕があれば、芝目を読んでコースをチェックしてみてもいいですね。

●クラブ:自分の得意なクラブをフル活用
全体的にショットが安定している方が理想的ですが、一本でも自分が得意なクラブがあると精神的に安心できます。
例えば、ドライバーやウッドといったロングクラブが得意なら、距離を出して打数を軽減できますし、アプローチやピッチングといったショートクラブが得意ならグリーン周りでは圧倒的に有利です。自分が得意なクラブでスコアを狙っていきましょう。

あと少しなのに100切りが出来ない

スコアで100を切れない人の多くは

●アプローチやパターでグリーンを行ったり来たり
●バンカーが一回で出ない
●OBを連発してしまう

…という事が多いようです。と言うことは、この3点が克服できれば100切りに更に近づけるということです。

女性ゴルファーの平均スコアは120台と言われています。その中でも、100を切れるプレイヤーは2割程度と言われています。早い人は2~3年、5~10年かかる人も。短期間でスコアを伸ばせるかは個人差もありますが、まずは毎日クラブを握ることから始めてみませんか?

さぁ、「100切り」へ!

スコア100切りを目指すための、練習方法やコツについてお伝えしてきました。

今回お伝えしたことは、あくまでも練習方法の一つです。練習スタイルやトレーニング方法にも個人差があります。ですが、どの練習方法やコツにも言える事は「結果は練習の賜物」と言うことでしょう。
少しずつの積み重ねが大切です。苦手だと思っていても、筋トレや毎日クラブを握ってみたら、案外すぐに100切り!と言うこともあるかもしれません。

ただし、プレッシャーの掛け過ぎは禁物です。100切りから遠ざかってしまうこともありますので。

まずは練習もラウンドも楽しんでしまいましょう。100切りは遠くないですよ!

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