「いつだって良いスコアで回りたい」、「常に100切りで回りたい」。アマチュアゴルファーならだれもが思うことでしょう。そのために休日や仕事帰りにコツコツ練習に通っているはずです。では、その成果は…。なかなかあがらないと感じている方も多いのではないでしょうか。長年ゴルフをしていても100が切れないという人の話も良く耳にします。

そこで、ゴルフが上達しない人にはどのような特徴があるのか、また、上達するために何が必要なのかについて紹介します。ぜひ、これからのゴルフライフの参考にしてみてください。

ゴルフが上達しない人の特徴

ただ飛ばすことだけで満足している

より遠くに飛ばすことをイメージしていませんか。ゴルフは最大14本のクラブを使ってプレーします。もちろん飛距離を稼ぐクラブもありますが、常に同じ距離を打ち分ける技術の方が重要です。「プロが〇番で〇〇ヤード飛ばすから」ではなく、「〇〇ヤードなら〇番で確実に行ける」と考えるようにして練習するとコースでの攻め方が変わります。

常に同じクラブで打ち続けている

練習場でナイスショットが出るまで同じクラブで打ち続けていませんか。コースで同じクラブで続けて打つのはパターのみです。まれにチョロをして同じクラブを続ける場合がありますが、それでもライが違ったりします。基本的に同条件・同じクラブを使い続けるのはあり得ないのです。そのため一球一球に対して集中して打つことが重要です。

タイガーウッズ選手の練習では、同じクラブでも一球ごとに高低を分け、さらにフック・スライスを分けて打つ練習をするそうです。練習に取り入れてみてはいかがでしょう。

目標や練習内容を明確にしていない

目標や練習内容を明確にせず自己流のまま練習をしていると変なクセがついたりと、ゴルフの上達を妨げる原因になっているかもしれません。せっかく練習をするならば、練習内容を決め、正しいアドレスを身につけるように心がけましょう。そうすれば、コースプレー中にスイングの修正を行えるようになり、安定したプレーができるようになるはずです。

何を練習すれば良いか分からないという方は、レッスンプロの指導を受けたり、上手な方とコースでプレーしアドバイスなど第三者に見てもらうことも大切です。日々の貴重な時間やお金を使って練習するのですし、その分成果があらわれるようにしたいですよね。

以上は練習場でよく見かける光景です。上達するための練習なのに、いつしか練習することで満足してしまう。手段と目標が違ってしまうことがありますので注意しましょう。

なぜゴルフが上達しない?あなたの課題は?

ゴルフが上達しないを書き出す

なぜゴルフが上達しないのでしょうか? あなたの課題を明確にするために、ゴルフが上達しない理由で思い当たることを書き出してみましょう。例えば、

・練習不足
・アプローチが寄らない
・ドライバーの飛距離が足りない
・アイアンで真直ぐ飛ばない
・バンカーが苦手
・パターの距離感がつかめない

など、色々出てくると思います。実は間違った練習方法をしていたり、意外な自分のクセが分かるかもしれません。

ゴルフが上達しない理由がどうしてもはっきりしない場合は、まず、苦手なショットは何かを考えてみてはいかがでしょうか。あれもこれもではなく、まず一つを克服しましょう。

ゴルフが上達しない人の悪いクセ

クセと聞くとあまりいいイメージを持てないかもしれません。しかし、ゴルフの場合必要な部分でもあります。ショット前のルーティーンもクセと言えます。
 
一口にクセと言っても直した方が良いことと、直さなくて良いことがあるのです。直すべきクセとは、ゴルフを始めたころに誰もが言われた、グリップの握り方やボールの位置、体の角度など基本の部分であると言えます。

また、スイングに関連して、アウトサイドインやアーリーリリース、肩の開き、バックスイングでの回転不足などがあります。気を緩めるとついつい疎かになることなので注意しましょう。

上達するために必要なこと

上達するために必要な具体的内容をあげてみましょう。

練習の目標を決める

練習をはじめる前に今日は何を練習するのか、課題の何をクリアするかをまず考えましょう。課題の内容によって練習方法を考えます。練習方法については、雑誌や動画などで検索してみることもオススメです。練習方法が決まったら、練習内容をよく理解しながら練習を進めましょう。

ではなぜ、内容を理解しながら練習する必要があるのか。それは、コースでプレー中であっても、スイングの修正を行えるようにしておくためです。「急にスライスが止まらなくなった」など聞かれたことがあるでしょう。これが最終ホールであればまだ何とかなりますが、前半でこのような状況になると良いスコアは望めません。プレー中でも自分のスイングを修正できるように、普段の練習の時から、なぜこうなったかなど考えながら目標を達成する力をつけることが重要です。

ゴルフの基礎を覚える

まずは基礎を徹底して覚えましょう。基礎ができるからこそ応用ができるようになります。基礎は不変の部分ですから、これができないとスイング自体が成り立ちません。変なクセがつく前に基礎練習グリップの仕方・ボールの位置・スタンス・前傾角・バックスイング・切り返し・フォロースルー・体重移動・体の回転について練習を積み、体に覚え込ませましょう。

打ちっぱなしで打つことだけが練習じゃない

ゴルフの練習と言うとほとんどの方が打ちっぱなしを想像されるでしょう。しかし、ボールを打つことだけが練習ではありません。自宅や近所の公園でも周囲に注意して素振りを行うことで練習になります。できるだけ毎日ゴルフクラブに触れることが究極の練習と言えます。また、飛距離を伸ばすには体全体の筋力を上げることも必要です、筋トレやランニングを練習メニューに取り入れることもオススメです。

プレー後の反復を行う

コースを回った後の練習は、その日悪かったことの修正をするのに大変貴重な時間となります。気の合う仲間と食事会も楽しいですが、時には練習にあててみてください。きっと上達に貢献してくれます。

動画の活用

スマートフォンの動画機能を活用するのもオススメです。頭の中のスイングと動画の中のスイングを見比べて何が違うかを知ることも大変重要です。

まとめ

いかがでしたか。ゴルフは幅広い世代で楽しめることも魅力の一つです。また、四季を感じながら自然との闘いを楽しめるスポーツでもあります。自分自身の心技を磨き、気の合う仲間と時間を共有し記憶に残るゴルフをお楽しみください。

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