ゴルフを楽しむ女性にとって、紫外線は大敵です。そのため、肌の日焼け・紫外線対策を念入りにされている女性はとても多いですよね。でも、意外と髪に対しては無頓着、なんてことはありませんか?

ゴルフのラウンド後に「あれ・・髪の毛がゴワゴワする・・・」と髪へのダメージを実感してから後悔するものです。

そうならないためにも、顔や体の紫外線対策と同様に、髪の紫外線対策もしっかりと行いましょう。

髪の日焼けとは?

まず、「え?髪の毛も日焼けするの?」と驚いた方もいるかと思います。
分かりやすいのが夏の海、一日中太陽の下で遊んだあとの髪の毛ってどうしようもないくらい髪の毛がごわついたり、絡まったりと大変な状態になりますよね。海の場合は海水に含まれる塩分にも原因がありますが、いわゆるあれが髪の日焼けです。

髪が日焼けするとどうなる?

髪の毛が日焼けすると、こんなにダメージがあるんです。

・艶がなくなりパサつく
・切れ毛や枝毛になりやすくなる
・抜け毛や白髪になりやすくなる
・ヘアカラーが色落して汚い色になる など

せっかく毎日高くていいシャンプーやトリートメントを使ってヘアケアに時間をかけていても、たった一日の日焼けで一気にダメージを受けてしまうのです。恐ろしすぎます。

髪の日焼けの原因は紫外線

髪も顔や体同様に、日焼けをします。そしてその原因は同じく紫外線。

髪の毛の内側には、肌と同じようにメラニンがありますが、髪の表面のキューティクルにはメラニンがありません。メラニンとは紫外線を吸収して肌内部に入れないようにして、ダメージから肌を守ってくれる色素ですが、髪表面のキューティクルにメラニンがないということは、紫外線のダメージはそのまま大ダメージなのです。

髪の表面を覆っているキューティクルがダメージを受けてしまうとは、髪の艶はなくなり、水分がなくなってパサパサになってしまいます。艶や潤いのある美髪を保つためには、肌と同じように紫外線から守ることが大切です。

夏ゴルフの髪の紫外線対策!日焼けをする前に予防を!

髪の毛の日焼けの原因は【紫外線】とお伝えしたように、髪の日焼けを予防するためには、紫外線から髪を守ることが重要です。そこでその紫外線から髪を守る方法や、アイテムを紹介していきましょう。

帽子をかぶる

太陽光を直接あびることで、ジリジリと髪が焼けていくのが想像できますね。基本的には上から降り注いでくる直射日光は髪や頭皮だけでなく、熱射病の原因にもなります。

そして、お日様は雲に隠れどんよりとした曇りの日でも、紫外線は降り注いでいることを知っておきましょう。

髪の毛にも日焼け止めスプレーをかける

顔や腕など、皮膚が露出する場所には日焼け止めを塗っていると思いますが、髪の毛はどうでしょうか?髪も皮膚と同様、日焼け止めが必要なのです。ただ、肌に塗布する液体の日焼け止めだとベタベタに・・。そこで、最近は増えてきたスプレータイプで顔だけでなく頭部全体にまんべんなく吹きかけましょう。毛先にも念入りに。

髪の毛を結ぶ

髪に日焼け止めスプレーを吹きかけ準備OK!髪の長い方は、プラスして髪の毛を結ぶのも髪の日焼け予防に。日差しや紫外線があたる面積は少なければ少ないほど尚良し。「日焼け止めスプレー+帽子+髪をまとめる」ここまで対策できれば十分です。

でも髪を結んだことで首や肩がでる場合には、きちんと日焼け止めを塗りましょうね。

日傘・パラソルを活用する

日常生活では日傘を活用する方でも、ゴルフラウンド中だとそんな優雅に日傘はさせない!という叫びが聞こえてきそうですが、使用するのとしないのではとても大きな差があります。ゴルフブランドからもUVカットのパラソルも多数販売されているので、チェックしてみましょう。

日傘・パラソルを持ってラウンドが難しい場合、【直射日光を避けて歩く】【他の人がプレイしているときは木陰に入る】などとにかく分かりやすく太陽を避ける意識がとてもとても大事ですよ。

それでも髪が日焼けした場合のケアは?

日々対策・予防を心がけていても、ほんの1日の気の緩みで一気にダメージを受けてしまうものです。「日焼けして髪が大変なことに!」となってしまった場合でも、焦らず丁寧なアフターケアを行いましょう。

シャンプー編

紫外線のダメージによって、髪の表面を覆うキューティクルは剥がれやすい状態に。でもゴルフ後は汗でベタベタ、大気の汚れなんかも付着しているので、まずはしっかりと汚れはおとさないといけない。そこでシャンプーをある程度手で泡立てたあとに、ゴシゴシこすらず泡に汚れを吸着させるイメージで髪全体に泡をなじませます。

軽く指の腹で頭皮をマッサージするように洗いましょう。

洗い終わった後は、すすぎ残しがないようにぬるま湯でしっかりとすすぎましょう。この時もゴシゴシとこすってはいけません。すすぎ残しがあると次のトリートメントの効果が半減してしまいます。またお湯が熱すぎると髪へのダメージだけでなく、頭皮にある必要な脂まで流れてしまうのでぬるま湯ですすぎましょう。

トリートメント編

シャンプーで汚れを落とした後には、たっぷりとトリートメント剤を塗布し、いつもよりも長めに時間を置きましょう。この時軽くコームで髪の流れを整え、髪の毛がつややかになるイメージを持ち、「次回のゴルフはちゃんと髪の日焼け対策をするぞ!」と心に強く誓いましょう。

もちろんちょっとリッチなトリートメント剤を使ったらもっとOK。剥がれそうなキューティクルにたっぷりの水分と美容成分を。

シャンプー同様に、ぬるま湯でしっかりとすすぎましょう。

タオルドライ編

さて、シャンプー・トリートメント後はタオルで優しく水分を拭き取ります。せっかくゴシゴシせずに優しく扱ってきた髪も、ここでゴシゴシと摩擦を与えてしまっては、キューティクルも振り出しに戻ってしまいます・・。

使うタオルは吸水力が高い大きいサイズがおすすめです。優しく頭部をつつみこみ、タオルに水分を吸い取らせるように、指の腹を使って頭皮を揉みます。毛先はタオルではさんで手のひらの圧力でギュッとおさえましょう。ぎゅーーーと絞ってはダメですよ!

ドライヤーで熱を与えるもの本来は髪にとって負担のかかることなので、なるべくドライヤー時間を短くするためにも、タオルドライの段階である程度しっかりと水分を拭き取っておきましょう。

ドライヤー編

ドライヤーの前には、髪用のオイルをなじませ保湿しておくことで、熱のダメージから髪を守ることができます。オイルで髪を整えたあとは、髪の表面に直接ドライヤーの温風を当てるのでく、頭皮を乾かすイメージで20cmほど離れたところから頭皮に向かって90度で風をあてます。頭部全体をまんべんなく乾かすために、少しずつ髪をすくい上げながら、頭皮に風をあてていきます。

髪は乾かす際に形状記憶をする特性があるので、手の指で髪をかきあげ、上から下へと髪をとかすように整えながら乾かしましょう。
最後にドライヤーを冷風モードにして、ブラッシングをしながら仕上げていきます。紫外線のダメージで剥がれそうだったキューティクルが、ぴたっと整って艶のあるきれいな髪をイメージできたらアフターケアはバッチリです。

日々の髪の日焼け対策やヘアケアも忘れずに!

当日に限らず、日々のヘアケアを心がけ、また次回からのゴルフでの紫外線対策を行い、つやつやの美髪をキープしましょう。

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