ゴルフ初心者の方が押さえておきたいゴルフ用語集です。
ゴルフを始めたばかりの人など記事を読んでいて分からないことがあればチェックしてみてくださいね♪
ア行 | カ行 | サ行 | タ行 | ハ行 | ヤ行 | ラ行 | ワ行
ア行
アイランドグリーン (Island Green)
周りが池で囲まれた、小さな島のようなグリーンのこと。
アゲインスト (Against)
向かい風のこと。"アゲてる"というように略して使われることもある。和製英語のため、海外では「Head Wind」という。
アドレス (Address)
ゴルフボールを打つ構えのこと。
アプローチ (Approach)
グリーン周りから100ヤードくらいまでの距離で、ピンを意識して打つショットのこと。寄せとも呼ばれる。
エッジ (Edge)
(1)コースにあるエリアの端・境目
バンカーエッジ、・グリーンエッジ(グリーンとグリーンまわりの境目)など
(2)クラブフェースの縁
リーディングエッジとも言う。
LPGA (エルピージーエー)
(1) 全米女子プロゴルフ協会
Ladies Professional Golf Association (レディース・プロフェッショナル・ゴルフ・アソシエイション) の略。
アメリカ合衆国の女子プロゴルフ運営団体。
(2) 一般社団法人日本女子プロゴルフ協会
The Ladies Professional Golfers' Association of Japan (レディース・プロフェッショナル・ゴルファーズ・アソシエイション・オブ・ジャパン) の略。
日本の女子プロゴルフの統括をする団体で、全米女子プロゴルフ協会と区別するために「Japan」の「J」を付けてJLPGAと表記されることが多い。
OB (Out of Bounds)
アウトオブバウンズ(Out of Bounds)の略。プレーができる区域外のこと。
ペナルテ分として1打プラスして(1打罰)打ち直す。
アンジュレーション (Undulation)
コースの起伏のこと。
オネストジョン方式
事前に自分のスコアを申告し、そのスコアを目指すというコンペの形式の一つ。
カ行
カップ (Cup)
グリーン上にある直径4.25インチのボールを入れる穴で、各ホールのフィニッシュ地点。
正式名称は【ホール (Hole)】。
カップイン (Cup in)
グリーン内にあるカップにボールが入ること。
【ホールイン (Hole in)】、【ホールアウト (Hole out)】とも言う。
キャディ / キャディー (Caddy / Caddie)
プレイヤー(競技者)を助ける人。バッグやクラブを運んだり、プレイヤーにアドバイスなどを行う。
キャディマスター (Caddy master / Caddie master)
キャディを統括する人。スタートやプレーの流れ、キャディの勤怠やコンペ成績表作成の管理などを担う。キャディマスターのいる部屋をキャディマスター室という。
クラブハウス (Club house)
ゴルフ場にある施設。
受付や予約カウンター、ロッカー、売店、休憩所、レストランなどが入っている。
グラスバンカー (Grass bunker)
ゴルフコース上のグリーン周りに多い窪地のこと。バンカーと名がついていますが、砂はなく芝が生えています。
クリーク (Cleek)
(1)5番ウッド
(2)コース内に流れる小川
グリーン (Green)
(1) パッティングをするための短く刈られた芝生のエリア
(2) グリーンに使われる芝
1. ベント芝 (Bent green)
西洋芝の一種。一年中緑色。寒さに強く暑さに弱いが、品種改良により暑さにも強くなっている。葉は柔らかい。芝目が弱いためボールが転がりやすい。主な使用地域:全国(沖縄を除く)
2. 高麗芝 (Korai green)
日本芝の一種。暑さに強く寒さに弱い。夏は緑、冬は茶色。葉は硬い。芝目が強くボールが転がりにくい。主な使用地域:沖縄
コース (Course)
(1) 区域
ゴルフをするための区域。【ホール (Hole)】とも言う。
1. アウトコース (Out course)
全18ホールのうちの前半9ホール。(1〜9ホール) フロントコースと呼ぶこともある。
2. インコース (In course)
全18ホールのうちの後半9ホール。(10〜18ホール) バックコースと呼ぶこともある。
(2) チャンピオンコース / トーナメントコース
プロのトーナメントや選手権競技が開催されている・されたコースのこと。
コック (Cook)
バックスイングの際に、手首が親指側に曲がること。
ゴルフクラブ (Golf Club)
(1) 道具
ゴルフボールを打つための道具。
プレーの際、1人14本まで使用可能。
1. ウッド (Wood)
元々、ヘッド部分に木材を使っていたため【ウッド】と呼ばれる。
現在では、金属製・ステンレス製・チタン製などがある。
【1】ドライバー (Driver)
【1番ウッド (1W)】のこと。
1打目 (ティショット) に使われることが多く、ボールを遠くに飛ばすことができる。どのクラブよりもドライバーのヘッドが最も大きい。
【2】フェアウェイウッド (FW)
1番ウッド以外 (2~5W、7W、9W、11W) の総称。
ドライバーよりヘッドが少し小さくなったクラブで、長距離をある程度狙って打てる。
7W、9W、11Wは【ショートウッド】とも言う。
2番ウッド (2W):ブラッシー
3番ウッド (3W):スプーン
4番ウッド (4W):バッフィー
5番ウッド (5W):クリーク
7番ウッド (7W):ヘブン
9番ウッド (9W)
11番ウッド (11W)
2. ユーティリティ (UT)
フェアウェイウッドとアイアンの中間に位置づけされる。ミスに対して寛容性が高く、汎用性が高い。
3. アイアン (Iron)
飛距離よりも精度が重視されるクラブ。短い距離を刻んで打つときに使われる。
4. ウェッジ (Wedge)
アイアンよりも短い距離を打つためのクラブ。球をあげたりスピンをかけたりですることがき、バンカーなどで使われる。
5. パター (Putter)
主にグリーン上でボールを転がすために使われる。
(2) ゴルフ場
会員制のゴルフ場、またゴルフコースのこと。
ゴルフブランド
ゴルフウェアなどのファッションやグッズを取り扱っているブランド。
●キャロウェイ / Callaway
●ラコステ / LACOSTE
●ジャックバニー バイ パーリーゲイツ / Jack Bunny!! by PEARLY GATES
●ジェイリンドバーグ / J.LINDEBERG
●ナイキ / NIKE
など、その他多数あり。
ゴルフコンペ (Golf competition)
ゴルフ競技会のこと
コンペは、「試合・競技会・コンテスト」を意味する「コンペティション (competition) 」の略。
サ行
シャンク (Shank)
クラブヘッドとシャフトのつなぎ目である「ホーゼル(ネック)」にボールが当たり、ボールが右方向に飛んでしまうこと。
ショート (Short)
ターゲットに届かないショットをした際のこと。
ショートコース (Short course)
主にパー3、距離は100弱~150ヤードで構成されているホールで出来ているコース。9ホールであることが多い。
ショート ホール (Short hole)
250ヤード以下で規定打数が3打でホールアウトできるように作られたホール。
スコア (Score)
いくつの打数でホールアウトしたかというゴルフの得点のこと。
打数が少ない人の勝ちとなる。
スライス (Slice)
打球が利き手の方向に曲がって弧を描くように飛んでいく現象のこと。
右打ちの人は右に、左打ちの人は左にカーブを描いて飛んで行ってしまう、初心者に多いミス。利き手と逆に飛んでいく現象は「フック」と呼ばれる。
スループレー (Through play)
長時間の休憩を取らずに18ホールをプレーすること。
日本では通常、前半(午前中)と後半(午後)でそれぞれ9ホールプレーするが、その間に1時間程度の休みを挟む。
セパレート (separate)
各ホールが林などで区切られていること。
タ行
ダフる
ショット時にボールを打ち損ねてクラブヘッドがボールの手前に入り地面を叩くこと。
2B (ツーバッグ) / 2サム
1組2名という意味。同じように1組3名の場合は、3B・2サム。
ティ / ティー (Tee)
ボールをのせる直径1 cmほどの台座。地面に差し込めるようになっている。
テイクバック / テークバック (Take back)
スイングする際に、反動をつけるために腕を後ろに引くこと。
ティショット / ティーショット (Tee shot)
各ホールの第1打目のこと。
ティイングエリア / ティーイングエリア (Teeing area)
各ホールのスタート地点のこと。
レギュラーティー、またはフロントティーも同じ意味をもつ。
※2019年の改定前は、【ティグラウンド / ティーグラウンド (Teeing ground)】と呼んでいた。
(1) バックティー (Back tee)
コースの後方に配置されるティイングエリア。上級者が利用する。(無断に利用はできない)
(2) レディースティー (Ladies tee)
女性のための、次のホールまでの距離を比較的短くしたティイングエリア。
(3)レギュラーティー (Regular tee)
一般男性用のティイングエリア。
ティーマーク (Tee mark)
ティーグラウンドを示す目印のこと。ティーマーカーとも呼ばれる。
一般的に、以下の4色が使われている。
白:レギュラーティー・フロントティー・白ティー
赤:レディースティー
青:バッグティー
黒:チャンピオンシップティー・フルバックティー
ドッグレッグ (Dogleg)
フェアウェイが「犬の後ろ足」のように「くの字」に曲がっているコースレイアウトのこと。
●右に曲がるホール:右ドッグレッグ (Dogleg right)、右ドッグ
●左に曲がるホール:左ドッグレッグ (Dogleg left)、左ドッグ
トワイライト (Twilight)
夕方の時間のプレーのこと。時間に決まりはないが、一般的には15時以降のスタートで9ホール(ハーフプレー)のコースが多い。薄暮プレーとも言われる。
ナ行
ニアピン (Near pin)
和製英語で、ボールがカップ(ピン)により近づくこと。
ハ行
パー (Par)
ゴルフ場のホールごとに設定された規定打数。
『パー(Par)3』なら3打でカップインした時に【パー (Par)】となる。
パー (Par)から
●1打少ない場合:バーディー (Birdie)
●2打少ない場合:イーグル (Eagle)
●3打少ない場合:アルバトロス (Albatross)
●1打多い場合:ボギー (Bogey)
●2打多い場合:ダブルボギー (Double bogey)
●3打多い場合:トリプルボギー (Triple bogey)
●1打でカップインした場合:ホールインワン (Hole in one)
パーオン (Green in regulation / GIR)
ホールの規定打数から2を引いた打数(パースリーのホールなら1打目、パーフォーのホールなら2打目)でボールをグリーンに乗せること。
英語では、Green in regulation (GIR)という。
また、ホールの規定打数から1を引いた打数(パースリーのホールなら2打目、パーフォーのホールなら3打目)でボールをグリーンに乗せることを「ボギーオン」という。
バーディー (Birdie)
各ホールのパー(規定打数)より1打少ない打数でホールアウトすること。
ハザード (Hazard)
コース内にある障害物のこと。バンカー(砂の窪地)、ウォーターハザード(池や川)などがある。
バンカー (Bunker)
コース内にある砂の窪地のこと。
・ポット バンカー (Pot bunker)
蛸壺(Pot)のように深さのある、小さめのバンカー。
バッグナイン (Back nine)
後半9ホールのこと。前半9ホールはフロントナイン。
パット (Putt)
グリーン上のボールをホールに向かって打つこと。またその打ち方(スイング)のこと。
なお、パットに使うクラブは『パター』が主。
(1) スリーパット (Three putt)
1つのグリーン上で3回パットする(打つ)こと。
パット数は1ホール2打が普通のため、1回多い=スコア数増に影響する。
フェアウェイ (Fairway)
ゴルフコースの短く刈られた芝生の部分。
ホールのティーグラウンドからグリーンまでの間を言う。
ピン (Ping)
カップに差し込み目印とされる旗、ピンフラッグ(Pin flag)のこと。
フォロー (Follow Wind)
追い風のこと。和製英語のため、海外では「Follow Wind」という。
フック (Hook)
打球が利き手と逆の方向に曲がって弧を描くように飛んでいく現象のこと。初心者に多いミス。利き手の方向に飛んでいく現象は「スライス」と呼ばれる。
フロントナイン (Front nine)
前半9ホールのこと。後半9ホールはフロントナイン。
ブラインドホール (Blind hole)
地形や障害物によって先が見渡せないホールのこと。
プレーイング4
ティーショットでOBを打った時に打ち直しを省いて、特設ティーから打つこと。
ベストグロススコア (Best gross score)
(1) グロスが最も少ない人
ホールアウト時の総打数(グロススコア)が最も少ない(良かった)人。略して「ベスグロ」。
(2) 自己最少打数
使用例)ベスグロを更新する。
ベタピン
ボールがピンのそばに止まること。
ペリア方式 (Peoria system)
コンペで用いられる、ハンディキャップを持たないゴルファー同士で競う際に用いる算出方法の一つ。イン・アウトから選定された6つの算出対象となる「隠しホール」で出たスコアを合計し、その数字を元に算出する。
ハンディキャップ算出の数式=(隠しホールの合計×3-72)×0.8
・ダブルペリア方式 (Double peoria system)
ペリア方式を元に、隠しホールを12としたハンディキャップ算出方法。新ペリア方式】とも言う。
ハンディキャップ算出の数式=(隠しホールの合計×1.5-72)×0.8
ペリア方式では、偶然に一つのホールでたくさんボールを打ってしまう大叩きした人がハンディを多くもらうことが起こるため「運任せ」「不公平」と言われることがある。そのためダブルペリア方式や隠しホールが9つの新新ペリア方式は、より公平となるためにと多く使われている。
ホール (Hole)
(1) 穴
グリーン上にある直径4.25インチのボールを入れる穴で、各ホールのフィニッシュ地点。
ティーからグリーンまでのことも指す。【カップ】とも言う。
(2) 区域
ゴルフをするための区域。【コース (Course)】とも言う。
ホールアウト (Hole out)
グリーン内にあるカップにボールが入り、1ホールのプレーが終了すること。
ボールマーカー (Ball marker)
グリーン上で他プレーヤーのパッティングの邪魔にならないように使用する道具。自分のボールの後ろに目印として置いて、ボールを拾う。
ホールインワン (Hole in one)
第一打目でカップにボールが入ること。エースとも言われる。
ボギー (Boggy)
そのホールの基準打数(=パー)より一つ多い打数。
規定打数【パー (Par)】より1打多くホールインした場合のこと。
(1) ダブルボギー (Double bogey)
規定打数【パー (Par)】より2打多くホールインした場合のこと。略してダボともいう。
(2) トリプルボギー (Triple bogey)
規定打数【パー (Par)】より3打多くホールインした場合のこと。略してトリともいう。
ボギーオン (Boggy on)
各ホールの規定打数より、1打少ない打数でグリーンに乗せること。
マ行
ミドルホール
主にパー4、距離は251~470ヤードで構成されているホールで出来ているコース。10ホールであることが多い。
ヤ行
ヤード (Yard)
距離の単位。1ヤードは0.9144メートル。
ラ行
ライ (Lie)
ゴルフボールがある場所の芝や砂の状態。
ラウンド (Round)
ゴルフコースでプレーすること。
ラテラル・ウォーターハザード (Lateral water hazard)
後方にドロップすることのできないウォーターハザード。境界の杭の色は赤。
ラフ (Rough)
レイアップ (Lay up)
グリーンまで距離がある際に、次のショットが打ちやすいよう距離を抑えて打つこと。
ロストボール (Lost ball)
プレー中に、ラフなどに打ち込まれたことにより、見当たらなくなったボールのこと。
ロングコース (Long course)
主にパー5、距離は471ヤード以上で構成されているホールで出来ているコース。
ロングホール (Long hole)
431ヤード以上で規定打数が5打でホールアウトできるように作られたホール。
リンクス (Links)
(1) 海岸沿いの、人の手があまり加えられていないコース
・海沿いにあること
・土壌が砂質であるこ水はけがよいこと
・人工的ではなく、自然の地形を活かしていること
・バンカー(主にポットバンカー)が数多くあること
・立木が少ないこと
・ラフには海岸特有の自然の植物があること
などの他、条件を満たしたゴルフコースを指す。
(2) スコットランドのゴルフコース
ゴルフ発祥の地であるスコットランドにおける、ほとんどのゴルフコースの呼称。
ワ行
ワンオン (One on)
ティショット (第1打)がグリーンに乗ること。2打ではツーオン、3打ではスリーオン。